Alaska 12. (あれから 4ヶ月)
この前の満月があまりにきれいで、
月の明るさに改めて驚いていたら
思い出したのだが、

ルース氷河で過ごした期間は、新月だった.

月が出ていれば,
星空もまた違って見えていたんだろーな

先日キャンプの主催者団体によるイベントに顔を出して来た.

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キャンプを支えて下さった全ての方に感謝している.
が、どんな人達がいるのか、ほとんど知らなかった.
今回のイベントで
キャンプの歴史と、受け継がれる思い、
星野道夫という人の存在を少し感じることができた.

単に自分がアラスカに行ってみたくて、
その1つの方法として
あのキャンプにたどりついた というだけでなく、
大きな流れがちゃんとできているのだった.

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日本の夏空は、スカッと晴れていても
少し白みがかっている.
晴れている日ほど,午前中の早い時間から
大量に蒸発した水蒸気が雲をつくってしまう.

あの 真っ青! な空に出会っていない.

やっぱりあれは 
あそこでしか見れない空の色なんだろうか..

今年の参加者による文集を受け取った.
ぶあっと いろいろ思い出した.
やっぱりみんな,
見事に星野さんの術中にかかっているようだ.
みんな少しずつ、これからのことに触れているのが
印象的だ.

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星野道夫さんの写真展が開催されています!!

08/16. 18:43 [ Alaska ] CM0. TB0 . TOP ▲
Alaska 11. (今、思うこと)
アラスカに行って 何を得られたのか




実際に自分の足で立って、五感を圧迫されて

あの場所に確かに氷河の世界がある ということを知ることができた.

今、それを想像することができる ということ.





青い空. そびえる山脈. 見渡すかぎりの雪原. 静けさ..

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参加者は、最年少が10才の小学6年生だった.
10年前、自分が13才で参加していれば
星野さんに会えたのか..


今までのどんな旅やキャンプとも ひと味違った体験だった.

そして本当に楽しかった.
大学に入って,一人旅にこだわっていた自分にとって
こんなに 別れが名残惜しいのは久しぶりだった.

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2ヶ月かけて綴ってきたアラスカシリーズは
これでおしまいです.

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06/11. 08:49 [ Alaska ] CM0. TB0 . TOP ▲
Alaska 10. (諦念)
アラスカに行って、その大自然の中で
いま自分が進もうとしている方向について、
自分の生き方について 考えてみよう.


なーんて 思っていた.
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何かを考えるつもりだったのだけど、

何も考えられなかった..

圧倒的な自然の造形を前にして、
五感は常に威圧されていた.

感じることが先行してしまっていて
思考が追いつけない.
感じていることの余韻を自分の中に留めておきたくて
考えたくない 状態だろうか、


セスナがルースを飛び立ち、
谷を分け入って進み始めたとき、
すべては日本に帰ってから 
思い出し、考えることになるんだな、と悟った.



タルキートナで、夕飯の帰りのバンの中、
Ser.が「これ(この体験)をどんな風に表現する?」って聞いた.
TAICHO が「生き方」って言った.
かっこいい.俺にもできるだろうか、
みんな 見事に星野さんの術中にかかったようだ.

残念ながら 時間が経つにつれ、
現実や日常に もまれるにつれ、
貴重な経験も どんどん忘れていってしまうことを
知ってる.
「忘れないこと」それが、けっこう大事.




06/08. 20:53 [ Alaska ] CM0. TB0 . TOP ▲
Alaska 9. (犬ぞり)
再びセスナに乗って山を下り、タルキートナに戻ると、
氷河での時間が夢の話だったように思えた. 

けども この旅は、これだけで終わらなかった!

残りの時間の中で何をしよう?
とういう話になったときに、「犬ぞりに乗りたい」って
Nat.が言って、なんと 実現した.

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<上>一緒にソリに乗ったYu-ji
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いやあ、もう! 幸せな気持ちになってしまった.

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タルキートナの町はのんびりしていて、
夜、飲み屋に行ったり、部屋でトランプしたり 楽しかった.
アンカレッジに向う途中のバーベキューも楽しかったし
バンに詰め込まれたドライブも楽しかった.

アンカレッジは、右か左を向けばアラスカ山脈が目に入る街.
かっこいい.

買い物したり、皆で楽しんだ.
他の人たちが 本当に一緒に居て楽しい人たちで、
皆に心から感謝している.

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06/07. 22:45 [ Alaska ] CM0. TB0 . TOP ▲
Alaska 8. (1人の夜)
氷河2日目の晩
オーロラに備えて夕食後に仮眠をとった.

そして起き出したら、 
割とすぐにみんな寝てしまって、
1人になってしまった.
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山小屋の灯を消したら、急に心細くなって.

それから、
1人で空を見ていた.

やっぱり北斗七星が堂々たる姿を見せている.

実は ずっと緊張していた.
 怖かった.

特に耳は緊張していたし、目は見開いていたと思う.
話す相手もいなくなり、音が無いのが、怖かった.
テントの中に皆いることは分かっていても、
急に世界に一人ぼっちになってしまった気分.

振り返っても山小屋には誰もいない.
氷河のキャンプの間、小屋には誰かが居て、暖かくて 
というのが、どれだけ安心感をくれていたのか分かる.

オーロラはぼやけてしまったけれど、北の空は明るくて
山の輪郭が星空に浮かび上がっている.
その明るさと、山に囲まれている感じも威圧的だった.

1度、背後で雪崩が起きた.
急に音がしてビクッとなった.
かすかに地響きが伝わってくる..

足が少し冷たくなり始めていたけど
上半身は着膨れて寒くなかった.
たまに手袋を外しても寒くないのが不思議だった.
とにかく神経が張り詰めている.


ずっと空を見ていた.




1人でいたのは たしか午前2時から5時くらいまでの
約3時間くらいだったと思う.
寝てしまいそうだったので 
夜明けまで見届けられずにテントに潜り込んだ.
朝陽を 見たかった.

印象に残っている


06/07. 03:26 [ Alaska ] CM0. TB0 . TOP ▲